事故のあと毎日会いに来てくれていた冬璃には申し訳なかったけど、もしあの時俺が冬璃を頼っていたら冬璃はきっと勘違いをしていたと思う。
でもだからと言って俺が冬璃を突き放していい理由にならなかった、俺が幸樹さんを頼るようになったことを聞いて泣いてくれた優しい優しい冬璃に無理をさせて、嘘をつかせて。
もっといい方法なかったのかな。
「真斗ー寝るよー」
暗い暗い海底に落ちてしまいそうなタイミングで部屋の扉が開いた。
「さっき誰かと電話してた?」
「冬璃と」
「冬璃くん?」
「付き合ってることバレてた。俺冬璃に酷いことしちゃったかな。全部気づいてたのに…もっといい方法なかったのかな」
でもだからと言って俺が冬璃を突き放していい理由にならなかった、俺が幸樹さんを頼るようになったことを聞いて泣いてくれた優しい優しい冬璃に無理をさせて、嘘をつかせて。
もっといい方法なかったのかな。
「真斗ー寝るよー」
暗い暗い海底に落ちてしまいそうなタイミングで部屋の扉が開いた。
「さっき誰かと電話してた?」
「冬璃と」
「冬璃くん?」
「付き合ってることバレてた。俺冬璃に酷いことしちゃったかな。全部気づいてたのに…もっといい方法なかったのかな」
