「課題曲かー。 陽光高校は何番選ぶんだろうね」 「噂だと、2番と3番で迷ってるらしいよ」 陽光高校は、一人一人の技術が高く、 音色の美しさが強みの学校だ。 きっと、その強みを活かした選曲をするのだろう。 「…でね、その、もし、ひまがよかったら… 涼くん、誘ってくれない?」 涼?なんで… …あ、そういうことか、 「もしかして、沙耶って涼のこと…」 「っ!」 顔を真っ赤にした沙耶に口を塞がれてしまった。