死に戻ったお荷物姫は半年後の処刑を回避したい~でも、冷徹皇太子からの溺愛は想定外です!~

 ひとまずミスティアの古い資料を読みたいと頼んで見たところ机と椅子があるだけの一角に案内された。

「本を持って参りますので、こちらでお待ちください」

 どうやら書庫の中には入らせてもらえないらしい。

 そして見つけた。

【暁の玉座、月光照らす霧の池、ミスティアの守護者あり。遺跡となりて眠る】

 その一文は、古いミスティア語で書かれていた。