いつも冷たい目でちらりとリーナを見下ろすだけだった彼が、瞳を輝かせながら深々と頭を垂れる。
レオがオスカーに紅茶のおかわりを頼み、オスカーは嬉々として部屋を出て行った。
「あらためて、ありがとうリーナ。皆俺には遠慮して言えないことも多い。言ってもらえて助かった」
率直に礼を言うレオにあらためて感動したリーナは、これからも彼の力になろうと誓った。
前世には戻れない。無口な彼がなにを考えていたか、なにを思っていたかはわからないけれど、それでも嫌な顔をされたこともないし、彼はいつだって紳士だった。
取り戻せなくても、今なら恩返しができる。
こんなふうに一歩ずつ、これからも彼のためにがんばりたい。
「それで、褒美は決まったか?」
「はい。西の鉱山に行かせてくださいませ」
強い決意を胸に、拳を握ったリーナは、高らかに宣言した。
レオがオスカーに紅茶のおかわりを頼み、オスカーは嬉々として部屋を出て行った。
「あらためて、ありがとうリーナ。皆俺には遠慮して言えないことも多い。言ってもらえて助かった」
率直に礼を言うレオにあらためて感動したリーナは、これからも彼の力になろうと誓った。
前世には戻れない。無口な彼がなにを考えていたか、なにを思っていたかはわからないけれど、それでも嫌な顔をされたこともないし、彼はいつだって紳士だった。
取り戻せなくても、今なら恩返しができる。
こんなふうに一歩ずつ、これからも彼のためにがんばりたい。
「それで、褒美は決まったか?」
「はい。西の鉱山に行かせてくださいませ」
強い決意を胸に、拳を握ったリーナは、高らかに宣言した。



