伝言とは言ったものの騎士団長のプライベートな話を護衛の騎士にはできない。最初から伝言のつもりで手紙を書いてくればよかった。
(もう少しよく考えればよかったわ……)
薬草が入った籠を手に、ついしょんぼりとしてしまう。
出直そうかと、気を取り直したときだった。扉が開き――。
「リーナ、どうぞ入って」
顔を出したのは護衛の騎士ではなくレオで、彼はリーナを抱えるように背中に手を伸ばし部屋の中へと誘う。
「すみません、お仕事中に」
「いいんだ。オスカー茶菓子の用意を」
「畏まりました」
えっ、お茶?と驚くうちに、秘書官のオスカーは部屋を出て行く。
要件だけを言ってすぐに戻るつもりだったのにとあたふたするリーナに「座って」とレオは勧めてくる。
忙しい彼の時間を奪ってはいけない。にこにこと笑みを浮かべるレオを前に戸惑いつつ、早速話を切り出した。
(もう少しよく考えればよかったわ……)
薬草が入った籠を手に、ついしょんぼりとしてしまう。
出直そうかと、気を取り直したときだった。扉が開き――。
「リーナ、どうぞ入って」
顔を出したのは護衛の騎士ではなくレオで、彼はリーナを抱えるように背中に手を伸ばし部屋の中へと誘う。
「すみません、お仕事中に」
「いいんだ。オスカー茶菓子の用意を」
「畏まりました」
えっ、お茶?と驚くうちに、秘書官のオスカーは部屋を出て行く。
要件だけを言ってすぐに戻るつもりだったのにとあたふたするリーナに「座って」とレオは勧めてくる。
忙しい彼の時間を奪ってはいけない。にこにこと笑みを浮かべるレオを前に戸惑いつつ、早速話を切り出した。



