「図書室はどうだ?」
ハッとしてフォークを止めたリーナが顔を上げるとレオが見ていた。
テーブルは大きくて彼の席は数歩歩かないと届かないほど遠いけれど、静かなので声はよく響く。
「ほしい本は見つかったのか?」
「はい。ですがなにしろたくさんあるので、読み切れなくて」
目的の情報はまだ得られない。
治癒力の秘密を探しているとはレオに言ってあるけれど、なんだか申し訳なくてうやむや濁した。
「そうか、協力できることがあれば言ってくれ」
「ありがとうございます」
気遣いがうれしくて笑みが零れる。
本物の夫婦にはまだなれてなくても、彼は困ったことはないか嫌いな食べ物はないかと、なにかと声をかけてくれる。それだけでも十分にありがたかった。
感謝の気持ちを伝えたくて、せっせとレオのためにお守りの紐を編み始めた。
ハッとしてフォークを止めたリーナが顔を上げるとレオが見ていた。
テーブルは大きくて彼の席は数歩歩かないと届かないほど遠いけれど、静かなので声はよく響く。
「ほしい本は見つかったのか?」
「はい。ですがなにしろたくさんあるので、読み切れなくて」
目的の情報はまだ得られない。
治癒力の秘密を探しているとはレオに言ってあるけれど、なんだか申し訳なくてうやむや濁した。
「そうか、協力できることがあれば言ってくれ」
「ありがとうございます」
気遣いがうれしくて笑みが零れる。
本物の夫婦にはまだなれてなくても、彼は困ったことはないか嫌いな食べ物はないかと、なにかと声をかけてくれる。それだけでも十分にありがたかった。
感謝の気持ちを伝えたくて、せっせとレオのためにお守りの紐を編み始めた。



