結婚相手にまで目を背けられるかと思うと気が重く、縁談を避けてきた。
リーナも悲鳴をあげるか、失神するかのどちらかかと思っていたし、それもしかたがないと割り切っていた。ダメならば今後あまり近づかなければいい。
ところが彼女はそのどちらでもなかった。
初夜の夜にレオの体に残る禍々しい傷を目にした彼女は、悲鳴もあげず失神もせず、目を避けず食い入るように傷を見ていた。
興味があるというよりも、まるで傷に戦いを挑むような真剣な表情だった。
考えてみれば、最初からリーナには驚かされている。
結婚式ではじめて顔を合わせたときから感じていたが、彼女はいつも真剣だ。というよりも必死と言っていい。
なぜなのかはわからない。もしかしたらミスティアに送り返されないかと怯えているのかもしれないし、皇太子妃として自覚がそうさせているのかもしれない。
リーナも悲鳴をあげるか、失神するかのどちらかかと思っていたし、それもしかたがないと割り切っていた。ダメならば今後あまり近づかなければいい。
ところが彼女はそのどちらでもなかった。
初夜の夜にレオの体に残る禍々しい傷を目にした彼女は、悲鳴もあげず失神もせず、目を避けず食い入るように傷を見ていた。
興味があるというよりも、まるで傷に戦いを挑むような真剣な表情だった。
考えてみれば、最初からリーナには驚かされている。
結婚式ではじめて顔を合わせたときから感じていたが、彼女はいつも真剣だ。というよりも必死と言っていい。
なぜなのかはわからない。もしかしたらミスティアに送り返されないかと怯えているのかもしれないし、皇太子妃として自覚がそうさせているのかもしれない。



