それからも図書室に通ったが、これと言って参考になりそうな情報は得られなかった。
まだ帝国に来て一週間しか経っていないと自分を励ますも、憂鬱さを隠しきれなかったらしい。
ディナーを共にしながら、不意にレオが言った。
「なにか心配事でもあるのか?」
「いえ、なんでもありません」
慌ててニッコリと笑みを浮かべてステーキにナイフを入れる。
「もしかして食べ物が合わないのか?」
「そんなことはありません。何を食べてもとても美味しくて太ってしまいそうです」
「リーナはもう少し太った方がいい」
そうですよねと、心の中で苦笑した。痩せている理由はわかっている。ミスティアでは正直あまりいいものを食べていなかった。なにしろお荷物姫なので、食事ができるだけでもありがたかったから。
(頑張って食べなくちゃ)
今世でのレオとの関係は格段に良くなっている。でも――。
初夜以来、毎日のようにベッドは共にしているけれど、相変わらず彼はリーナに触れようとしなかった。
とはいえ急には太れない。その現実が再び焦るなと言っているような気がした。
まだ帝国に来て一週間しか経っていないと自分を励ますも、憂鬱さを隠しきれなかったらしい。
ディナーを共にしながら、不意にレオが言った。
「なにか心配事でもあるのか?」
「いえ、なんでもありません」
慌ててニッコリと笑みを浮かべてステーキにナイフを入れる。
「もしかして食べ物が合わないのか?」
「そんなことはありません。何を食べてもとても美味しくて太ってしまいそうです」
「リーナはもう少し太った方がいい」
そうですよねと、心の中で苦笑した。痩せている理由はわかっている。ミスティアでは正直あまりいいものを食べていなかった。なにしろお荷物姫なので、食事ができるだけでもありがたかったから。
(頑張って食べなくちゃ)
今世でのレオとの関係は格段に良くなっている。でも――。
初夜以来、毎日のようにベッドは共にしているけれど、相変わらず彼はリーナに触れようとしなかった。
とはいえ急には太れない。その現実が再び焦るなと言っているような気がした。



