死に戻ったお荷物姫は半年後の処刑を回避したい~でも、冷徹皇太子からの溺愛は想定外です!~

 額に手を当てたままうなずくリーナに微笑みかけて、レオナルトはベッドに横になる。

 ドキドキと胸を高鳴らせ、その様子を見ていたリーナもまたおずおずと布団に潜り込んだ。

 肩すかしをくらったような、反面どこか温かい複雑な気分だった。

 それでも彼が同じベッドに寝てくれただけ大きな進歩に違いなく、彼の言う通り焦りは禁物と自分に言い聞かせた。

 もぞもぞと布団をかぶったリーナは、レオナルトと並んだ枕にそっと頭をのせる。

 彼の睡眠の邪魔をしてはいけないので、心の中で(おやすみなさい)と声をかけた。

 耳を澄ますと彼の息遣いが聞こえてくる。規則正しいその音に耳を傾けるうちリーナは睡魔に襲われた。彼の言うとおり疲れていたらしい。

 いつの間にか深い眠りについた。