死に戻ったお荷物姫は半年後の処刑を回避したい~でも、冷徹皇太子からの溺愛は想定外です!~

 初夜でのリーナの態度に彼はさぞかし落胆したはずだし、軽蔑したに違いなく、考えただけで身も細る思いがした。



 そして多くの反省を胸に迎えた初夜――。

 薄い寝巻きの上にガウンを羽織ったリーナは、羞恥心と緊張感に苛まれながらガウンの前を合わせ、ベットの隅に腰を下ろし、夫となったレオナルトの訪レオナルト待った。

 ベットサイドにあるチェストの上には、サラが用意してくれたアロマが置いてある。

 緊張を和らげたいと相談して、それならばとサラが用意してくれたアロマから甘くて優美な香り漂ってくる。

 どこか魅惑的な香りに感じるのは気のせいではなく、サラが初夜を意識して選択したからかもしれない。気持ちは落ち着くどころか、胸はドキドキと早打ちするばかりで、リーナは困ったように眉尻を下げた。

 なにはともあれ笑顔でいなければ。