リーナがヴィクトリアに会ったという、第二夫人を誘って遺跡を見に来たときも、レオが戦争で負傷してきた場合を考えて石を調達に来たらしい。
「さんざん遺跡の力に頼ってきたのに、自分がもう使えないとなると悔しかったのだろうな」
「だからって、なんてことを……」
リーナは石を利用したりしない。遺跡に漂うミストを浴びると治癒力は増すようだが、鍛練を積んだ今はいつ何時でも治癒力を発揮できるようになった。
レオを苦しめてきた傷のような魔獸に付けられた傷には、リーナの治癒力がより効果を発揮するとわかった。彼女のたっての申し出により、昨日から魔獸の傷に苦しむ騎士たちの治療を始めている。
本当はまだゆっくり休んでほしかった。しかし、様々な治療で痛みは和らいでも、禍々しく残る傷は心を痛めつける。レオ自身もそれがよくわかっている。
「さんざん遺跡の力に頼ってきたのに、自分がもう使えないとなると悔しかったのだろうな」
「だからって、なんてことを……」
リーナは石を利用したりしない。遺跡に漂うミストを浴びると治癒力は増すようだが、鍛練を積んだ今はいつ何時でも治癒力を発揮できるようになった。
レオを苦しめてきた傷のような魔獸に付けられた傷には、リーナの治癒力がより効果を発揮するとわかった。彼女のたっての申し出により、昨日から魔獸の傷に苦しむ騎士たちの治療を始めている。
本当はまだゆっくり休んでほしかった。しかし、様々な治療で痛みは和らいでも、禍々しく残る傷は心を痛めつける。レオ自身もそれがよくわかっている。



