帝都は人も多いし華やかで初めて目にしたときはリーナも驚いた。ミスティアの建物は霧に強い石造りしかなかったのに、ここでは木造も多いせいか色とりどりで見ていて飽きない。
「あっ、いけない、私ったら、申し訳ありません。妃殿下とお呼びしなければなりませんのに」
妃殿下……。
そう呼ばれるのはどうにも慣れず、前世では今まで通りとお願いした。
けれども、皇太子妃であるという自覚のためぐっと堪える。
「妃殿下なんて、私もなんだか恥ずかしいけれど、がんばって慣れなきゃ」
「ええ、妃殿下。慣れてくださいませ」
くすくす笑いながら、サラと過ごす幸せな未来のためにも決意も新たに聞いてみた。
「ねえサラ、皇太子妃として一番大切なことは、なにかしら?」
急な話だったので慌てて礼儀作法を叩き込まれて来たが、実は妻としての心得も、妃としての教育も受けていないので正直わからない。
「あっ、いけない、私ったら、申し訳ありません。妃殿下とお呼びしなければなりませんのに」
妃殿下……。
そう呼ばれるのはどうにも慣れず、前世では今まで通りとお願いした。
けれども、皇太子妃であるという自覚のためぐっと堪える。
「妃殿下なんて、私もなんだか恥ずかしいけれど、がんばって慣れなきゃ」
「ええ、妃殿下。慣れてくださいませ」
くすくす笑いながら、サラと過ごす幸せな未来のためにも決意も新たに聞いてみた。
「ねえサラ、皇太子妃として一番大切なことは、なにかしら?」
急な話だったので慌てて礼儀作法を叩き込まれて来たが、実は妻としての心得も、妃としての教育も受けていないので正直わからない。



