ふつふつと心に湧いてくるのは、誰かを愛おしむ気持ちだ。
「リーナ、目を覚ましてくれ」
こんなにも切なそうに語りかけてくれるのは……。
うっすらと目を開けたリーナは、眩しさに顔をしかめてまた閉じる。
「リーナ!」
再び目を開けると、目の前にレオの顔があった。
「レ、オ?」
ハッとして思い出した。
慌てて体を起こそうとしてレオに止められる。彼は普通に服を着ているし、顔色もいい。
「傷……は?」
「君のおかげで助かったんだ。ありがとう」
「それじゃ……」
レオはおもむろにシャツを脱いだ。
いきなりなにをと驚いて両手で顔を覆い、指の間からそっと覗くと、彼の逞しい上半身が露わになる。
「あっ、傷が」
新しくできた傷だけでなく、もともとあった禍々しい傷が見あたらない。
思わず手を伸ばして、彼のわき腹に触れた。
「全部治ったよ。なにもかも、だ」
「リーナ、目を覚ましてくれ」
こんなにも切なそうに語りかけてくれるのは……。
うっすらと目を開けたリーナは、眩しさに顔をしかめてまた閉じる。
「リーナ!」
再び目を開けると、目の前にレオの顔があった。
「レ、オ?」
ハッとして思い出した。
慌てて体を起こそうとしてレオに止められる。彼は普通に服を着ているし、顔色もいい。
「傷……は?」
「君のおかげで助かったんだ。ありがとう」
「それじゃ……」
レオはおもむろにシャツを脱いだ。
いきなりなにをと驚いて両手で顔を覆い、指の間からそっと覗くと、彼の逞しい上半身が露わになる。
「あっ、傷が」
新しくできた傷だけでなく、もともとあった禍々しい傷が見あたらない。
思わず手を伸ばして、彼のわき腹に触れた。
「全部治ったよ。なにもかも、だ」



