しかしリーナが指摘すれば第二夫人を巻き込んで大事になる。レオがいない今、騒ぎを起こすわけにはいかないし、それをわかった上でヴィクトリアは来たに違いなかった。
「夫人の侍女に聞いたのですが、ヴィクトリア様がここにお誘いになったそうです」
ヴィクトリアがどんなふうに第二夫人に近づいたかはわからないが、お茶を楽しんでいる間も終始控えめに話に加わるだけだった。おそらく目立ちたくなかったのだろう。
今は彼女を気にしている場合じゃない。というよりももしリーナがレオを助けられなければ、彼女の治癒力に頼るしかなく、もし遺跡の石の欠片が必要ならば目をつむる以外の選択はリーナにはなかった。、
そして、戦況が激しさを増すとレオからの連絡は途絶えた――。
黙々とリーナは治癒力を高める訓練を続け、秋は静かに過ぎていく。
「夫人の侍女に聞いたのですが、ヴィクトリア様がここにお誘いになったそうです」
ヴィクトリアがどんなふうに第二夫人に近づいたかはわからないが、お茶を楽しんでいる間も終始控えめに話に加わるだけだった。おそらく目立ちたくなかったのだろう。
今は彼女を気にしている場合じゃない。というよりももしリーナがレオを助けられなければ、彼女の治癒力に頼るしかなく、もし遺跡の石の欠片が必要ならば目をつむる以外の選択はリーナにはなかった。、
そして、戦況が激しさを増すとレオからの連絡は途絶えた――。
黙々とリーナは治癒力を高める訓練を続け、秋は静かに過ぎていく。



