もし遺跡の石が治癒力の源であるならば、レオが宮殿の庭園で発見できるかもしれない。皇太后が以前宮殿の庭園で石を持ったアイゼンベルク公爵を見かけた位置を起点に、ヴィクトリアから感じたオーラを探してみようと思った。
今日、皇太子宮に戻るといち早く庭園に向かい神経を集中させて見つけたのだった。
「そうだったのですね……それで公爵邸に」
「ああ、そうだよ。理由がなければ行きはしない。お茶会に君が出席しているとは夢にも思わなかったが、おかげで君の美しい歌が聞けた」
照れくさそうなリーナの肩を抱き寄せ、再び歩き始めた。
「着替えて食事にしよう。その後ゆっくりと話をしよう。月が出たらあの遺跡を見に行って。楽しみだ」
「はい。とても楽しみです」
その日の夜は、雲もなく美しい月夜だった。
「八年前、霧伯織の衣装で走ってきた君を見て、あれが伝説のエルフなのかと思った」
今日、皇太子宮に戻るといち早く庭園に向かい神経を集中させて見つけたのだった。
「そうだったのですね……それで公爵邸に」
「ああ、そうだよ。理由がなければ行きはしない。お茶会に君が出席しているとは夢にも思わなかったが、おかげで君の美しい歌が聞けた」
照れくさそうなリーナの肩を抱き寄せ、再び歩き始めた。
「着替えて食事にしよう。その後ゆっくりと話をしよう。月が出たらあの遺跡を見に行って。楽しみだ」
「はい。とても楽しみです」
その日の夜は、雲もなく美しい月夜だった。
「八年前、霧伯織の衣装で走ってきた君を見て、あれが伝説のエルフなのかと思った」



