彼女は嘘がつけないようだ。ハッとしたように口を開いたが瞼を伏せてうつむいてしまう。やはりなにかあったに違いない。
「話してくれないか?」
しばらく考え込んだ彼女はゆっくりと息を吐き、前を向いて歩きながら話し始めた。
「側室を……お迎えになってください。私が側室でいいですから」
ぎょっとして振り向けば、彼女はちらりとレオを見上げて小さく微笑んだ。
「ご存知の通り、私は後ろ盾がありませんし、レオには強い味方になってくれる上流貴族の――」
「リーナ」
思わず立ち止まり、彼女の両肩を掴んだ。
「俺は側室なんていらない」
「でも……」
「君さえ隣にいてくれればそれでいいんだ。リーナ、頼むから側室をとれなんて言わないでくれ」
そのまま抱きしめた。
「俺が力をつければ済む話だ。なにも心配しなくていい」
「話してくれないか?」
しばらく考え込んだ彼女はゆっくりと息を吐き、前を向いて歩きながら話し始めた。
「側室を……お迎えになってください。私が側室でいいですから」
ぎょっとして振り向けば、彼女はちらりとレオを見上げて小さく微笑んだ。
「ご存知の通り、私は後ろ盾がありませんし、レオには強い味方になってくれる上流貴族の――」
「リーナ」
思わず立ち止まり、彼女の両肩を掴んだ。
「俺は側室なんていらない」
「でも……」
「君さえ隣にいてくれればそれでいいんだ。リーナ、頼むから側室をとれなんて言わないでくれ」
そのまま抱きしめた。
「俺が力をつければ済む話だ。なにも心配しなくていい」



