ヴィクトリアがお茶会を開いていたとは知らず、ましてやリーナが参加しているとは夢にも思わずに行ったが、おかげで素晴らしいものが見れた。
公爵と話が終わって迎えに行くと彼女は歌っていたのだ。
息を呑むほど美しい歌声だった。切なくて悲しく胸に響く声に、時を忘れて聞き入ってしまうほど魅了され、ふと我に返ってみれば参加していた令嬢の多くがハンカチを目にあてていた。
あんなに素晴らしい特技があったとは。リーナには驚かされてばかりだ。
帰り道の馬車で聞くと、ミスティアの古い恋歌だという。なんとなく元気がないように見えて、もしやまたヴィクトリアに嫌がらせをされたのかと心配すると彼女は違うと笑った。
『つい感情移入しすぎてしまいました』
公爵と話が終わって迎えに行くと彼女は歌っていたのだ。
息を呑むほど美しい歌声だった。切なくて悲しく胸に響く声に、時を忘れて聞き入ってしまうほど魅了され、ふと我に返ってみれば参加していた令嬢の多くがハンカチを目にあてていた。
あんなに素晴らしい特技があったとは。リーナには驚かされてばかりだ。
帰り道の馬車で聞くと、ミスティアの古い恋歌だという。なんとなく元気がないように見えて、もしやまたヴィクトリアに嫌がらせをされたのかと心配すると彼女は違うと笑った。
『つい感情移入しすぎてしまいました』



