処刑場で浴びせられた怒号が耳に残っているけれど、期待になにひとつ応えられなかった自分に非があると思えば、恨む気持ちはなかった。
(今度こそ頑張るわね)
リーナはにっこりと微笑みを浮かべ、手を振って応えた。そして――。
大理石でできた荘厳な神殿で、前世とまったく同じように結婚式は執り行われた。
このとき今世で初めて顔を合わせた皇太子レオナルトは、圧倒的存在感も輝くばかりの麗しさも前世のまま変わらない。
怯む気持ちは踏ん張って押さえつけ、リーナは彼ににっこりと微笑む。
すると彼も前世とは違って柔らかい表情を返してきた。
彼の目もとに浮かんだ笑みに、明るい未来が映っているようでうれしくなる。胸を弾ませながら、リーナは誓いの言葉を述べた。
(殿下、今度こそ、どうぞよろしくお願いします)
(今度こそ頑張るわね)
リーナはにっこりと微笑みを浮かべ、手を振って応えた。そして――。
大理石でできた荘厳な神殿で、前世とまったく同じように結婚式は執り行われた。
このとき今世で初めて顔を合わせた皇太子レオナルトは、圧倒的存在感も輝くばかりの麗しさも前世のまま変わらない。
怯む気持ちは踏ん張って押さえつけ、リーナは彼ににっこりと微笑む。
すると彼も前世とは違って柔らかい表情を返してきた。
彼の目もとに浮かんだ笑みに、明るい未来が映っているようでうれしくなる。胸を弾ませながら、リーナは誓いの言葉を述べた。
(殿下、今度こそ、どうぞよろしくお願いします)



