***
午後の紅茶を出しながらオスカーがレオをちらりと見る。
いつになく憂鬱な気分のまま、隠す気もおきずにため息を落とす。
「殿下、それでなにかわかりましたか?」
「ああ」
なんだかんだと理由をつけアイゼンベルク公爵邸に通って、ようやくわかった。
ヴィクトリア自身に治癒力はない。
これまで私的に公爵邸を訪ねたことはなかった。それらしい訪問理由が浮かばずオスカーに相談した。『馬車でも故障させたらどうですか?』との提案を受け、わざわざ馬車に細工をし公爵邸の近くで故障させ、まんまと自然な形で邸に入り込んだ。
公爵はほくほく顔でレオの訪問を歓迎し、馬車が直るまで庭園でも散歩をとヴィクトリアが出てきてた。
午後の紅茶を出しながらオスカーがレオをちらりと見る。
いつになく憂鬱な気分のまま、隠す気もおきずにため息を落とす。
「殿下、それでなにかわかりましたか?」
「ああ」
なんだかんだと理由をつけアイゼンベルク公爵邸に通って、ようやくわかった。
ヴィクトリア自身に治癒力はない。
これまで私的に公爵邸を訪ねたことはなかった。それらしい訪問理由が浮かばずオスカーに相談した。『馬車でも故障させたらどうですか?』との提案を受け、わざわざ馬車に細工をし公爵邸の近くで故障させ、まんまと自然な形で邸に入り込んだ。
公爵はほくほく顔でレオの訪問を歓迎し、馬車が直るまで庭園でも散歩をとヴィクトリアが出てきてた。



