死に戻ったお荷物姫は半年後の処刑を回避したい~でも、冷徹皇太子からの溺愛は想定外です!~

「じゃあ、迎えに来るから」

(しっかりしなきゃ)

 キュッと拳を握り締めて気合いを入れる。こんなことで落ち込んではいられない。

 レオを邸内に案内したヴィクトリアが戻ってきてようやくお茶会が始まった。

「妃殿下、本日はありがとうございます。素晴らしい刺繍のリボンも本当にうれしいですわ」

「喜んでいただけて、私もうれしいです」

「今日はお知らせしました通り音楽会です。楽しんでいってくださいね」