ヴィクトリアから謝罪の手紙と同時に、あらためてお茶会の誘いがあった。
なにに対するなんの謝罪なのかは触れていないが、彼女がわざわざ謝罪してきたのに断る理由はリーナには見当たらなかった。仲良くなりたいという期待はもうあきらめたとはいえ、確執を残したくはないと思っている。
それにちゃんと謝りたい。少なくとも手土産の件はこちらの失敗なのだから。
「妃殿下、今回のお茶会は演奏会だというお話ですが、もしかしたら演奏をと言われるかもしれません」
サラが気遣わしげに眉尻を下げる。
リーナはなにも弾けない。姉妹の中でリーナだけがピアノもハーブも習わせてはもらえなかった。彼女たちの演奏を部屋の隅で聞きながら、羨ましくもあり悲しかった日々を思い出した。
けれども避けては通れない道である。
なにに対するなんの謝罪なのかは触れていないが、彼女がわざわざ謝罪してきたのに断る理由はリーナには見当たらなかった。仲良くなりたいという期待はもうあきらめたとはいえ、確執を残したくはないと思っている。
それにちゃんと謝りたい。少なくとも手土産の件はこちらの失敗なのだから。
「妃殿下、今回のお茶会は演奏会だというお話ですが、もしかしたら演奏をと言われるかもしれません」
サラが気遣わしげに眉尻を下げる。
リーナはなにも弾けない。姉妹の中でリーナだけがピアノもハーブも習わせてはもらえなかった。彼女たちの演奏を部屋の隅で聞きながら、羨ましくもあり悲しかった日々を思い出した。
けれども避けては通れない道である。



