「教育係も殿下が調整中ですので、明日は先代の侍女長が参ります。なんでも仰って大丈夫ですよ」
それには驚いた。どうやら前世とは違うらしい。
同じことは起きるけれど、明らかに結果は変わってきている。そう思うと消えかかっていた勇気が元気を取り戻してきた。
ディナーの席ではレオから、騎士団長が休みから復帰し夫人の回復を報告してきたと聞いた。
騎士団長が寝ずの看病をしたらしく、夫人はたいそう感激したそうだ。これできっと離婚は免れるに違いない。
レオがとても喜んでくれる。それがなによりもうれしかった。
そして、その夜――。ベッドでレオが両手でリーナの頬を包み込んだ。
「リーナ、本当にありがとう」
「レオ……」
でもまだ肝心な治癒力が見つかっていない。それが申し訳なくて悲しかったけれど――。
重ねた唇から、レオの優しさがリーナの心に広がっていった。
それには驚いた。どうやら前世とは違うらしい。
同じことは起きるけれど、明らかに結果は変わってきている。そう思うと消えかかっていた勇気が元気を取り戻してきた。
ディナーの席ではレオから、騎士団長が休みから復帰し夫人の回復を報告してきたと聞いた。
騎士団長が寝ずの看病をしたらしく、夫人はたいそう感激したそうだ。これできっと離婚は免れるに違いない。
レオがとても喜んでくれる。それがなによりもうれしかった。
そして、その夜――。ベッドでレオが両手でリーナの頬を包み込んだ。
「リーナ、本当にありがとう」
「レオ……」
でもまだ肝心な治癒力が見つかっていない。それが申し訳なくて悲しかったけれど――。
重ねた唇から、レオの優しさがリーナの心に広がっていった。



