「あら、エヴァンジェリーナ様ったら、オレンジ色が嫌でしたのね?」
「そういうわけでは……」
「ではどういうわけですの? 招待状にはしっかりとお書きしたのに」
リーナはキュッと口を結んだ。
読んでいれば当然そうしたはず。とはいえ今証拠となる招待状がないのにそれを言ったところで仕方がない。
ふと、衣装室にあったオレンジ色のドレスが脳裏を過った。
なぜあそこにあのドレスがあったのか。
ピンクの髪色に明るいオレンジ色が似合わないから、無視したのねとくすくす笑う陰口が聞こえてくる。
「どうぞおかけになって」
帰るわけにもいかず、まずは手土産を渡した。
「まあ、ありがとうございます」
なにかしらと箱を開けた彼女はギョッとしたようにリーナのプレゼントを落とした。
「ひ、妃殿下酷いわ! 私、この花のアレルギーですのに」
「えっ?」
「わざとですのね」
「そういうわけでは……」
「ではどういうわけですの? 招待状にはしっかりとお書きしたのに」
リーナはキュッと口を結んだ。
読んでいれば当然そうしたはず。とはいえ今証拠となる招待状がないのにそれを言ったところで仕方がない。
ふと、衣装室にあったオレンジ色のドレスが脳裏を過った。
なぜあそこにあのドレスがあったのか。
ピンクの髪色に明るいオレンジ色が似合わないから、無視したのねとくすくす笑う陰口が聞こえてくる。
「どうぞおかけになって」
帰るわけにもいかず、まずは手土産を渡した。
「まあ、ありがとうございます」
なにかしらと箱を開けた彼女はギョッとしたようにリーナのプレゼントを落とした。
「ひ、妃殿下酷いわ! 私、この花のアレルギーですのに」
「えっ?」
「わざとですのね」



