リーナではなく、彼女よりも美しい妹たちと間違ったんじゃないかとか、なにか勘違いしたんじゃないかと騒ぎ立てた。
特にひとつ年下の妹は国でもっとも美しいと常日頃から称えられていただけに『お姉さまなはずはないわ』と、泣いて抗議した。
リーナ自身信じられず、こっそりと使者に間違いないのか、どうして自分なのかと聞いてみたが、帝国の使者は、はっきりと宣言したのだった。
『皇太子がお望みのお相手は、ピンク色の髪をしたエヴァンテリーナ姫です』
ピンク色の髪と言われては妹も引き下がるほかなく、皆それぞれが複雑な思いを抱えたままリーナの輿入れが決まった。
『ミスティアの未来がかかっているんだぞ。くれぐれも粗相のないようにな』
いったいどこから漏れたのか。秘密のはずの治癒力が買われたらしいと、そのとき知った。
特にひとつ年下の妹は国でもっとも美しいと常日頃から称えられていただけに『お姉さまなはずはないわ』と、泣いて抗議した。
リーナ自身信じられず、こっそりと使者に間違いないのか、どうして自分なのかと聞いてみたが、帝国の使者は、はっきりと宣言したのだった。
『皇太子がお望みのお相手は、ピンク色の髪をしたエヴァンテリーナ姫です』
ピンク色の髪と言われては妹も引き下がるほかなく、皆それぞれが複雑な思いを抱えたままリーナの輿入れが決まった。
『ミスティアの未来がかかっているんだぞ。くれぐれも粗相のないようにな』
いったいどこから漏れたのか。秘密のはずの治癒力が買われたらしいと、そのとき知った。



