「シルクのように美しいピンク色の髪。綿菓子のような笑顔も、声も。あの短い出会いの中でしっかりと心に刻まれた」
ジッとリーナを見つめる彼の瞳に陰りはない。
「それじゃ……いいんですか? 離縁しなくても」
「もちろんだ。離縁なんてするわけないだろう? 騎士団長の事情も黒の魔石も、治癒力に余りあるほどの功績だぞ?」
その功績については転生したからできたことだが、こうして喜んでもらえるのはうれしい。喜びと相まって涙が頬を伝う。
「心配しなくていい。治癒力があってもなくても八年前に会ったリーナには変わりないんだから」
(ありがとう、レオ……)
レオの気持ちは本当にうれしい。
けれども、どうしても治癒力は取り戻さなければいけない。
そうじゃないと、レオを助けられないから。
涙を拭ったリーナは手荷物から書き写してきた紙を取り出してレオに見せた。
ジッとリーナを見つめる彼の瞳に陰りはない。
「それじゃ……いいんですか? 離縁しなくても」
「もちろんだ。離縁なんてするわけないだろう? 騎士団長の事情も黒の魔石も、治癒力に余りあるほどの功績だぞ?」
その功績については転生したからできたことだが、こうして喜んでもらえるのはうれしい。喜びと相まって涙が頬を伝う。
「心配しなくていい。治癒力があってもなくても八年前に会ったリーナには変わりないんだから」
(ありがとう、レオ……)
レオの気持ちは本当にうれしい。
けれども、どうしても治癒力は取り戻さなければいけない。
そうじゃないと、レオを助けられないから。
涙を拭ったリーナは手荷物から書き写してきた紙を取り出してレオに見せた。



