君に会うために

臣君、臣君、他の先生もいるんだよ?
でも顧問様は受けて立つことにしたらしい?

「おっと、ご挨拶だねえ。君は星さんのボディーガードか何かのつもり?」

「いざとなれば命も捨てる覚悟!」

臣君が私を自分の背後に隠したけれど。

「ちょ、ちょ、ちょっと、臣君? この人は文学研究会の顧問で山城先生という社会の先生で、」

「そんなことは知っている。俺のクラスの社会もコイツだ」

へ?
仮にも先生に向かって『コイツ』は良くないんじゃない?

「あ、えっと、臣君、お茶出来たよ。今日は私がクッキー持ってきたんだ。みんなで一緒に食べよ? あ、先生は、今日は止めておいてください」

「えーー? 俺、のけもの?」

はい、のけものです。