夜、咲く華

頼人side



玲蘭が怪我をしたと聞いて、俺達はその原因になったと思われる佐藤梨々香を呼び出した。


そいつは、雪那と虎河が目の前まで行くと、膝から崩れ落ち、頭に手を当てて震え出し過呼吸になった。
その様子をみてヤバいと思ったのか虎河達が離れ、紫空が近寄り空気を吸わせようと背中をさすろうとした瞬間
「触れるなっ!!!」


勢いよく紫空の手を振り払うと、次の瞬間紫空が壁にぶつかっていた。
「・・・は?」


「・・・っ!」


「なに、をしたんだ?」


俺は動揺を隠しながら聞いた。
だが、あっちはあっちで震えていて、話ができない。
虎河達が近づいた時に震え出したから怖いのか?いくら考えても答えが出ない。


まともに話ができる奴が必要だと判断し、夜霧麗音、夜霧紅雅、闇川綺羅を呼び出した。


呼び出した数秒後に、級長室のドアが開いた。
開けたのは呼び出した夜霧達だった。


そいつらは一瞬目を見開いたがすぐに戻り、麗音は佐藤梨々香のもとへ、綺羅は紫空の手当てに、紅雅は事情を聞くために俺と虎河、雪那に詰めより話を聞いてきた。


紅雅「おい、てめぇら梨々香になにをした?」


虎河「なにしたっつっても玲蘭が怪我したから話を聞こうかと思っただけだよ」


紅雅「そんとき梨々香に近づいただろ?」


虎河「まぁ、そうだったかもしれないがそれがなんだよ?」


紅雅「それが原因だよ、なんで近づく必要があった?梨々香のトラウマ呼び起こすんじゃねぇよ(怒」


雪那「トラ、ウマ?どんな?」


紅雅「てめぇらごときに教えるわけねぇだろ」


虎河「あ゛?なんだと?てめぇ調子乗ってんじゃ「おい、紅雅、綺羅、梨々香が落ち着いたぞ」


綺羅「こっちも終わった。早くここから出るぞ」


麗音、紅雅「「あぁ」」


麗音「では、失礼した。二度と梨々香に近づくんじゃねぇぞ」
そう言って級長室から出て行った。