夜、咲く華

玲蘭「佐藤さん、よろしくお願いします。双川玲蘭といいます。」


梨々香「佐藤梨々香です。よろしくお願いします。双川さん」


虎狛「私は獅子崎虎狛!よろしくね、梨々香!」


梨々香「よろしくお願いします。獅子崎さん」


虎狛「ねぇねぇ、梨々香、敬語やめよ〜、タメ口にして〜、あと、名前で呼んで〜」


梨々香「わかった、虎狛さん」


玲蘭「あのっ、次の時間体育なので一緒に行きませんか?」


麗音「ダメだ。梨々香は見学だ」


虎狛「なんであなたが決めるの?これは梨々香の問題でしょ!?」


梨々香「虎狛さん、大丈夫。麗音は私のために言ってくれてることだから」


虎狛「でも、」


梨々香「ありがとう、ちょっと麗音と話してくるね。麗音、ちょっと、」
麗音を連れて教室の角へ行った。


梨々香「ねぇ、麗音、私体育の授業に出てみたいの」


麗音「ダメだ。ただでさえ別れるのに、そこで血が出たらどうする?僕は助けきれない」


梨々香「それでもっ、それでも、やってみたいの。だからお願いします!」
そう言って私は頭を下げた。


麗音「・・・っ、わかった、今回だけだからな」


梨々香「わかった。ありがと!」


私は虎狛たちのもとへ戻った。
梨々香「おまたせ!許可でたから一緒に行けるよ〜」


虎狛「本当に!じゃあ途中まで一緒に行こ〜」


梨々香「?途中まで?なんで?一緒に授業うけるんじゃないの?」


玲蘭「体育は魔族と人間でわかれているんです」


梨々香「まぞく?なぁに?それ」


虎狛「!?魔族知らないの?」


梨々香「うん、変なの?」


虎狛「まさか梨々香が一緒にいる夜霧麗音も魔族なのに知らなかったの?」


梨々香「魔族?麗音は吸血鬼でしょ?」


虎狛「魔族は吸血鬼とかの総称なんだよ!」


梨々香「なるほど、そういうことね。」
私は時計をチラッとみた。