12時40分
家のインターホンが鳴る。
インターホンの画面を見ると、
千歌ちゃんと晃がホールに映っていた。
私はそれを確認すると、ホールの扉の施錠を
解除。
その数分後、玄関側からインターホンの
ブザーが鳴り、玄関の扉を開けた。
「千歌ちゃん!」
「晃!」
「どうぞ中入って♪」
「「お邪魔します。」」
「今日琴音ちゃんのお母さんは?」
「今日お母さん、友達と久しぶりに」
「お出かけなんだよ♪」
「琴音のお母さんの仕事、」
「大変だから息抜きも必要。」
「そうなんだよ!」
「最近、お母さん疲れてそうだったから」
「こう言う機会ができて娘としては」
「ホッとしてる。」
「あっ、勉強どこでする?」
「リビング?私の部屋?」
「私はどっちでも良いよ!」
「俺は琴音の部屋が良い。」
「じゃ、琴音ちゃんの部屋にしよう♪」
そう言って千歌は俺の顔を見ながら、
ニヤけていた。
コイツ…絶対楽しんでる…。
「千歌ニヤつくな!」
「別にアキ君の顔みてニヤけてた」
「訳じゃないよ♪」
この2人本当、仲良いなぁ♪
私としてはめっちゃ嬉しい。
私の予想だと晃は千歌ちゃんの事が
好きで、千歌ちゃんは晃の事を
どう思ってるのだろ。
そんな事を考えていると晃が千歌ちゃんから
逃げるように話を逸らした。
「琴音、部屋行くぞ!」
「あっ、うん(笑)」
「ちょっと2人共待ってよ!」
こうして私達は、私の部屋で
テスト勉強を始めた。
勉強を開始し時計の時刻は14時を指していた。
14時丁度にインターホンが再び鳴る。
「えっ?」
「誰だろ?」
「宅配便とか?」
「いや、何も頼んでないよ。」
「琴音ちゃんの友達とか?」
「それとも、理央君だったりして(笑)」
「いやいや、もっとないよ!」
「私、今日の事理央君になにも言って」
「ないし。」
「琴音、とりあえず出た方が良いだろ。」
「もしかしたら、ここの回覧板が」
「回ってきたとも考えられるし。」
俺はこの後この発言を後悔する事になる
なんて思っていなかった。
「晃、すごっ!」
「確かにその可能性あるよね。」
「ちょっと出てくる。」
私はインターホンに出る、
モニターの画面を確認するとそこには
理央君が映っていた。
えっ…えっ!?
ええええ!!!!
何で理央君が来てるの!?
ちょっと状況がわかんない…。
わかんないけど、開けないと。
「いい今開ける!」
私はホールの扉の施錠を再び解除。
そしてまたインターホンが鳴ると同時に
私は玄関を開けた。
「琴音ちゃん!」
「来ちゃった。」
「理央君!」
「びっくりだよ!」
「どうしたの?」
「遥陽から聞いた。」
「晃と千歌ちゃんが琴音ちゃんの」
「家でテスト勉強会すること。」
「遥陽が晃に電話した時に聞いたらしい。」
「なるほど」
「そうだったんだ。」
「んで、俺もテスト勉強交ぜて。」
「良いよ!」
「どうぞ、中入って。」
「今みんな、私の部屋で勉強してるよ。」
「行こ。」
私は、理央君を自分の部屋に案内した。
「理央君!」
「まさか本当に理央君が来るなんて!」
「びっくりだよ。」
「千歌ちゃん、こんにちわ!」
「うん、晃から遥陽に伝わって」
「知って、俺も行きたいから来ちゃった。」
「晃、教えてくれてありがとうな。」
「俺理央に教えてないし。」
まさか本当に来たのかよ…。
てか、何で琴音の家知ってんの?
マジでイライラする。
でもまぁいいや、別に気にせず
堂々と琴音にアピれば良いだけなんだし。
琴音を奪われる気なんてさらさらないから。
「理央、何でお前琴音家知ってんの?」
「この間琴音ちゃんを家まで」
「送り届けたからだよ。」


