君の事好きになっても良いですか


「あっ、琴音ちゃん。」
「2人で出かけたいって意味なんだけど。」



「あっ、そうなんだ」
「わかった良いよ!」


私、理央君と2人で出かけるんだ……。
初めてだなぁ……。
てかまだみんなとも遊んでないのに、
いきなり2人だけはめっちゃ緊張
するんだけど。
でもどうして2人なんだろ。


「良かった!」
「いつにするか俺決めて良い?」



「うん、良いよ。」
「あっでも中間テスト終わってから」
「が良いなぁ。」
「中間テストまではバイトのシフトも」
「決まっちゃってるから。」



「うんわかった。」
「早めに候補の日決めてtalkで」
「送るね。」



「わかった。」
「あっ、後ね私みんなとも今度遊びたいなぁ。」



「夏奈が昨日そんな話ししてたから」
「近々みんなで遊ぶ話しくるんじゃないかな。」




「やった!」
「楽しみが増えてくね♪」



「そだね!」


はぁ……幸せだ……
今度2人で遊ぶ約束もして
こんなに琴音ちゃんと話せて、
時間がすぎるのが一瞬で全然時間が足りない。
俺はスマホの時計を確認すると、
18時と表示されていた。
さすがに遅すぎると琴音ちゃんのお母さんも
心配するから、この辺で話しは切り上げる
事にした。
後は、ちゃんと琴音ちゃんを家まで
送って行かないと。



「琴音ちゃん、もう18時になってる。」



「えっ?」
「時間すぎるの早いね。」



「そろそろ帰ろっか。」
「家まで送ってく。」



「えっ!そんなの理央君の帰りが」
「遅くなるからいいよ。」
「駅から歩いて10分ぐらいで」
「家着くからすぐだよ。」



「俺は全然平気!」
「てか、ちゃんと送り届けて」
「帰らないと心配で仕方ないからさ。」
「送らせてよ。」


「理央君がそこまで言うのなら」
「お願いしようかな。」



「了解!」
「道案内はよろしくね。」



「もちろん。」


私と理央君は家に向かった。
私は会話の途中途中に道案内をして
見慣れたマンションが姿を現す。



「理央君、ここが私の家。」



「マンションなんだ。」
「何階?5階の502号室だよ。」



「覚えておく!」



「うん!」
「それじゃ、理央君また」
「明日電車でね♪」
「送ってくれてありがとう。」


「こちらこそ今日、学校まで」
「来てくれてありがとう!」
「めちゃくちゃサプライズで」
「琴音ちゃんに会えて嬉しかった。」


そう言って理央君は私をまっすぐ見てくる。
理央君と見つめ合う形になり、
また私の心臓が跳ね上がる。
私……理央君と居ると何故こんなにも
ドキドキしちゃうのだろ。
晃と同じ男の子なのに、全然違う。



「私も嬉しい///。」



「そう言ってくれて嬉しい(笑)」
「なんか俺ら嬉しいばっか言ってるな(笑)」



「だね(笑)」



「それじゃ俺帰るね!」
「琴音ちゃんバイバイ。」



そう言って俺は琴音ちゃんと別れ、
駅の方向に向かって歩いた。
そして、家に着いた後、
今日の学校から後の事を
夏奈と遥陽に話した。




第4話 一緒に帰ろっか

END