君の事好きになっても良いですか


「俺は全然平気!」
「俺、琴音ちゃんともっと」
「話しとかしたいからさ。」
「送らせてよ。」



「理央君……良いの?」



「良いの良いの!」
「むしろ送らせて。」
「じゃないと俺の気が済まない。」


「じゃぁ、お願いしちゃおっかな。」



「琴音ちゃんありがとう。」



「お礼を言うのはこっちだよ。」
「理央君ありがとう。」



「次は、東中園~東中園。」

車内のアナウンスが流れる。


東中園駅に到着した私と理央君は
電車から降りて改札を出た。
理央君が東中園駅にいるのが
凄く新鮮……。
いつも、千歌ちゃんがいるか私がいるか
だし。


「琴音ちゃん、東中園駅って結構広いね!」



「うん!」
「私もここに引越ししてきて」
「広いなぁって初めての印象だったよ(笑)」



「えっ?琴音ちゃんって引越ししてきたの?」


そう言って理央君は自然に、改札口出て近くの
ベンチに腰をおろした。
私もそれに続いて腰をおろし会話を続ける。


「私、今年の3月までは」
「白鳥駅の1個前の曽根駅の近くに住んでたの。」
「だから、学校でも徒歩で行ってたんだ。」



「そうだったんだ。」
「だから4月から琴音ちゃんが」
「電車に乗ってたんだね。」



「そうなの。」
「引越ししたお陰でみんなと」
「友達になれて私嬉しい。」


「俺も、琴音ちゃんに出会えて」
「めちゃくちゃ嬉しい。」


「へへへ///」
「なんか照れちゃうね(笑)」



そう言って無邪気に笑ってる琴音ちゃんが
愛おしいくてたまらない。
もっと話したい、もっと傍にいたいと
毎回、琴音ちゃんと喋る度に思ってしまう。



「ねぇ、琴音ちゃん今度一緒に」
「どっか出かけない?」



「うん!」
「良いよ!みんなも誘わなきゃね!」