君の事好きになっても良いですか


次はー白鷺白鷺

車内アナウンスが流れ
とうとう白鷺に着いてしまったので
夏奈ちゃん達とはここでバイバイする。


「琴音ちゃん達また明日ね!」
「今度みんなと遊ぶ予定立てよ!」



「うん!琴音ちゃんまた」
「今日バイト先で!」


私と千歌ちゃんは3人に手を振り
晃と一緒に電車を降りた。



*晃*


ちょっとなんなのこの展開…。
俺聞いてないんだけど。
バイト先が一緒になって友達なって
残り2人男とも友達になったとか
意味わかんねぇ。
しかも千歌まで乗り気だし…
あんなところで俺だけ無理ですなんて
言えないし。
悪い奴らではないと思うけど、
なるべく琴音に男を近付けたくない。
俺だけ独占したい。
なのにどうして今回はうまくいかない。
理央って言う奴絶対、琴音に好意向けてるの
丸分かりで余計腹が立つ。


「晃、あの人達と仲良くするの」
「もしかしてあまり好きじゃない?」


琴音が悲しげな表情をしながら、
俺の顔を覗かせて聞いてくる。
ずるい……。
こんな悲しそうな顔されたら嫌なんて
言えないだろ。


「別に、普通だし。」
「琴音は仲良くしたいんだろ?」
「だったら俺もそうする。」

こうやって俺は琴音に甘くなる。
はぁ……琴音になると俺はおかしくなって
しまう。
恋と言うのは難しいなぁ。
今日おれは改めてそう思った。

晃 side 終わり






*理央*


今日の事を夜ベッドの中に入って
振り返る。
ついに!ついにあの子と仲良くなれる!
名前も琴音ちゃんと知れた。
俺の名前も知ってくれた。
琴音ちゃんの口から理央君と呼ぶ声に
俺はついニヤけてしまう。
嬉しさが隠せないや。
これからどんな事があるのだろう……。
それはわからないけれどただ君の事を
どんどん加速して好きになっているのは
わかる。
もうこの想いは止められないと、
今日琴音ちゃんと仲良くなれた事によって
確信した。
ワクワクが止まらないし、
琴音ちゃんといっぱい話したい。
今日早速、個別でtalk送っても良いかな?
まだ早いかな……びっくりさせちゃうだろうか。
今度琴音ちゃんに聞いてみよう。
俺は琴音ちゃんにtalkを送りたい気持ちを
グッと堪えて眠りについた。


理央 side 終わり



第3話 急接近

END