琴音ちゃんと駅でバイバイし、
帰宅できたのは22時前だった。
私は、シャワーとご飯を
爆速で済ませて理央に電話した。
「もしもし」
「もしもし理央!」
「やったよ!」
「理央の好きな子、琴音ちゃんと」
「友達になれたよ!」
「えっ!ウソ!?」
「嘘じゃないよ(笑)」
「本当だよ!」
「夏奈すごい。」
「ありがとう、きっかけ作ってくれて。」
「琴音ちゃんて言うんだ。」
夏奈から電話が掛かってきて、
報告を聞いた途端俺は人生初めて
大きな声を出したんじゃないかってくらい
大きな声で喜びを表した。
通話をスピーカーにしている為、
遥陽にも報告が聞こえ一緒に喜んで
くれていた。
言葉になんないほど嬉しい。
ホント、夏奈が作ってくれた機会を
無駄にしないように頑張らないと。
「そだよ♪」
「小川琴音ちゃんて言うんだって。」
「可愛い名前だよね!」
「うん可愛い!」
「理央は素直だね(笑)」
「あっ明日ね、琴音ちゃんと電車で」
「合流したら理央と遥陽の事も」
「紹介するって言ってあるから!」
「向こうも紹介するだって。」
「了解!」
「じゃ、そ言う事で!」
「明日2人共寝坊しないように。」
「それじゃおやすみ!」
夏奈との電話切り遥陽と目を合わせた。
「理央ー!良かったじゃん!」
「どうしよう!」
「嬉しくて寝れそうにない(笑)」
こんなに明日が待ち遠しくなるなんて
思ってもいなかった。
琴音ちゃんの事知って一目惚れして
1ヶ月過ぎ……こんなに急接近できるなんて
スゴすぎだよ。
早く喋りたいなぁ……。
そんな事を思っていると、夏奈からTalkが
きていて、こう書かれてあった。
さっきら言い忘れてたけど、
琴音ちゃんの横にいつもいる男の子は
幼なじみで彼氏ではないだって。
好きな人もいないって。
良かった……彼氏じゃないんだ。
好きな人もいないなら、全力で
恋できる。
「遥陽、琴音ちゃん彼氏いないって。」
「あの男子は幼なじみだって。」
「好きな人もいないらしい。」
「めっちゃ良かったじゃん!」
「堂々と行動できるな!」
「頑張れ、理央!」
「うん!」
こうして俺は明日に備え、遥陽も
眠りについた。


