激甘な溺愛は警報級


青い池に着く。


「わあぁぁ…!」


沙夜ちゃんから歓声が出た。

青い池の綺麗なこと。

色んな綺麗なものはこの世に存在する。

もっと見せてあげたいなんて、容易に思ってしまう。


後ろ姿を思わずパシャリ。

可愛いっ。


沙夜ちゃんの横に立つ。


「神秘的!絃くんと一緒に視界に入れると、大渋滞だって」

「なんだよそれ」


さすがに笑った。


10分後、担任に呼ばれ、池の前で集合写真。

帰ったら、先生が撮った写真がスマホで買えるんだよね。

沙夜ちゃんが写ってるものは、片っ端から揃えよう。

アイドルオタクがチェキ買うのと同じ。

沙夜ちゃんも俺の写真を片っ端から買いそうだからな。

怖いなぁ、このカップル。


12時ちょっと前になって、近くの広い公園で仕出し弁当を食べる。

屋根付きのベンチがあり、沙夜ちゃんと並んで座る。

特に班行動でもなくて、誰も近くに寄ってこない。

シノンのとこのカップルは気を遣ってくれてるだけなんだけど、それ以外は避けてるだけだな多分。