激甘な溺愛は警報級


旭川に到着!

シャツ、ブラウスにカーディガンを羽織るくらいで丁度いい気温。

それにブレザーは暑いかな、くらい。

段々暑くなってきた地元と比べたら、かなり過ごしやすい。


大きい荷物はバゲージクレームで手荷物カルーセルに乗っかった物を受け取り、なんか専用のでかい車に乗っけてホテルに行くらしい。

事前に送っておくには、予算オーバーらしかった。


最初はクラス行動で、美瑛の青い池に訪れる。

クラス行動といっても、3クラスあって全クラスともいるけど。

集合写真を撮る規格としてはクラス毎らしい。


今回の修学旅行で使う貸切バスに乗り込んで向かう。

勿論隣は沙夜ちゃん死守。

他の男の隣とか、絶対許さない。

美瑛の青い池までの40分も、他の男に、沙夜ちゃんと同じ空気なんて吸わせない。


バスを降りる。


あー、学校行事じゃなかったら、沙夜ちゃんと手繋ぎたいー。

横に沙夜ちゃんいるのに、気安く触れないー。


「絃くん?」

「はーい?」

「なんかちょっとイライラしてる?」

「えっ」


顔に出てたかな?!


「横に沙夜ちゃんいるのに、手繋げないから悶々としてるだけ」

「班別行動の時ならいいんじゃない。てか、元々ここ浮いてる2人だから、今繋いでても白い目で見られるくらいで済みそうだけど?」


肝が据わってるな…もう。


「さすがに、我慢します」

「えらい」


沙夜ちゃんに褒められた!