激甘な溺愛は警報級


お気付きだろうか、1人足りない。


「誰か、綾波さんに連絡した人とかいない?」


蒼井さんが慌て始めた。


集合時間まであと5分。

もう、他の班は全員揃ってるレベルなのに。


「特に連絡来てないね」


6人で、一応個人LINEもグルチャもある。

まああの感じの子だ、時間通り来るか怪しいし、もしかしたら来ないなんてことすらありそうだ。

めんどくさいー、興味無いーって。


そして遅刻スレスレにやって来るのであった。

化粧バチバチに決めてやって来た。

先生も困った顔。

何も言わないんだな、もう。


「おはよう、綾波さん」

「おはー」


全員が思った、おはーちゃうねん!


気を取り直して、飛行機に搭乗!

大きい荷物は、手荷物カウンターで一斉に預入手続をして貨物室に入れられる。

機内にはWiFiがあるからスマホもいじれる。

最高やん。


3席シートで、男女分かれて座る。

通路側から俺、シノン、遥人。

沙夜ちゃん、蒼井さん、綾波さん。


「うわ、写真撮りたい」

「撮ろ」


俺がスマホを出して、後ろの席の女子3人も写るように、6人で撮る。

綾波さんは下向いて寝てたけど。


約1時間40分の空の旅。

シートベルトを装着し、離陸する。

後ろに沙夜ちゃん。

朝うんと早かったから寝てるかな?

それとも、怖いよーって、なってるかな?

沖縄行ったことあるって言ってたから、飛行機は経験あるとしても、久しぶりで怖いとかないかな?

心配だ。

うわん、隣の席にしてもらえば良かった。