激甘な溺愛は警報級


それからというもの、朝も昼も放課後も、俺の傍には沙夜ちゃんの姿はない。

沙夜ちゃんは1人か、穂華といる。

俺はほぼ孤立状態だった。

ここ1ヶ月以上沙夜ちゃんに付きっきりだったから、交友関係がぱったり途絶えてしまった。

前まで絡んでた友人たちに、話しかけたら中には入れてくれるだろうけど、話題についていけないだろう。

さすがに躊躇する。


ある日のこと。

1人で帰ろうと、昇降口で靴箱を開ける。

漫画みたいなことが起きた。

大量の封筒がドバサーと出てきた。

軽く10枚はあるかな。

注目の的になってしまう。


「何これ…新手のいじめ…?」


拾ってリュックに入れる。

帰ってきて、部屋で全部読んでみた。

なんとなく勘づいてはいたが、全てラブレターだった。

同学年だけではなく、2年生や3年生のまである。

小中学生の時も告白やラブレターを貰う経験はあったけど、こんなに一気に貰うのは初めてかと。


もしかして、別れたと思われて、チャンスだ!ってことで今…?