今日は沙夜ちゃんが学校復帰の日。
俺と穂華で、沙夜ちゃんに入院中のノートやプリントをせっせと写させる放課後。
せっかくなら沙夜ちゃんと2人きりが良かったけど。
仕方ない、穂華だって沙夜ちゃんが大好きで心配してたんだ。
終わる頃には外が真っ暗だった。
「ふぅ、終わったー!長い旅路だったぜ」
穂華、貴方が疲れるのはなんか違う。
「沙夜ちゃん、遅いし家まで送るよ」
「いい」
即答か…。
「穂華ちゃん、帰ろ」
「女子トークしながらゆっくり帰るかー!」
「今度にしなさい、暗いからさっさと帰りなさい」
片方は宇宙一可愛い彼女、もう片方は黙ってれば可愛い女の子。
危険でしかない。
「じゃあ明日、沙夜借りるね。昼休みか、放課後」
「仕方ないなぁ」
「てか、沙夜の決めることであって、なんであんたなんかに許可取らないといけないのか」
確かに。



