「何するの」
「んーと…」
アニメやドラマ鑑賞、冷蔵庫にあるケーキであーんする、イチャイチャする…。
さっき食べたばっかだからケーキはおやつだとして。
無難なのはアニメ?ドラマ?
それとも…。
イチャイチャ?
ダメだ、俺は顔を手で覆った。
自宅にいるとは思えないほどの緊張で限界を迎えた。
「沙夜ちゃん何したい…?」
「…冬休みの宿題終わらせたい」
「持ってきてるの?」
「ここで解いて、写真撮って書き写す」
まあ1番時間の有効活用ではあるけど…なんて健全すぎることを。
沙夜ちゃんに目を向ける。
なんとなくだけど家来てからずっと機嫌悪い気がする。
逆に怖い、あの優しい微笑みでもない。
「沙夜ちゃん、どうかした?」
「どうって?」
「なんか…んー、元気なくない?」
機嫌悪そうな相手に、機嫌悪い?なんて聞くわけにいかないから、そう聞いた。
「夜遅かった上に朝早かったし、人混みいたからちょっと疲れただけ」
と、無難な返事。
「そう?」
「うん」
それだけじゃない気がしていた。
深聞きしても教えてくれないだろうし、良くないなと思った。
そういうことにしよう。



