「沙夜ちゃん、俺の髪型でしてほしいのとかある?」
「今の6:4シースルーバングにちょい長めの襟足、めちゃくちゃいいからなぁ。なんかイメチェンしたいの?」
「うん。もう手慣れて、すぐできる髪型ではあるけど、ちょっと飽きたかなーって。今週末美容院行く」
沙夜ちゃんは俺の髪を触りながら、
「シャンプー、私と同じにした?」
と聞いてくる。
「気に入って、変えちゃった」
「そうなんだ」
「サラサラだし寝癖つかないし最高」
「だよね!」
沙夜ちゃんは腕を組んで、んーと悩む。
「襟足今より短めな、前髪重め2:8分けバング」
「細かいね?今と結構雰囲気変わるから、変化あって楽しそう。うん、それにしよ!」
「あ、マジ?」
「マジ。まんま言うね。襟足今より短くして、前髪重めにして、2:8で分けてセットできるようにしてくださいって」
「まあ、いいけど」



