激甘な溺愛は警報級


沙夜ちゃんと迎える梅雨。

半袖ブラウス、ネクタイ、ニットのベスト、スカート。

男子はスラックス。


「やっぱ、絃くんは制服が1番かっこいいかなー」

「そう?」


…ん?


「え、あと1年半ちょいで、かっこいい終了のお知らせ?!」

「あはは」

「あははじゃないよ!」


笑うだけで、沙夜ちゃんはスマホに目をやる。


昼休み、休み時間、話には乗っかってくれるけど、スマホに目を向けることが増えた?気がする。

それと、放課後に勉強と言って、一緒に帰らない日が増えた。

俺は沙夜ちゃん信じてるから、別に浮気なんか疑ってない。

沙夜ちゃんが俺から目移りするわけない。


「沙夜ちゃん、何見てるの?」

「いつか絃くんと行きたい場所」

「なになに、見せて?」

「こことか」


って感じで、普通にスマホ見せてくれるし。

俺と将来お金貯めて行きたいって、目の前にいるのに俺のこと考えてくれてるのもセットで、浮気なんかしてるわけない。