激甘な溺愛は警報級


そろそろ昼食かな、とママさんの動きを見て思っていると、大和が私服姿でリビングをウロウロしている。


「大和、お昼ご飯は?」

「なんかウザイのいるから要らない。友達と飯食ってくるわ」

「夜は?」

「ああ…家で食う」

「はいはい」


ウザイのはお互い様。

沙夜ちゃんが、大和が帰ってきたら居心地良いか分からないって言ってたのはこういうことか。


「絃くん、熱測ってみて」

「そういやしばらく測ってないか」


37,9℃。

だいぶ落ち着いたかな。


昼食はママさんと沙夜ちゃんと、3人でカニ缶入りの雑炊。

ダイニングを囲んで、まるでもう家族みたいに食べることに。


沙夜ちゃんの横で、もぐもぐ。


「結構回復してきました」

「油断は禁物だよ、用心しなきゃ。今日も泊まっていきな?」

「いいんですか?」

「大和があんな感じで申し訳ないけど…」

「ははは…」


まさに犬猿の仲。