さて…もう少しだけ寝るか、沙夜ちゃんを起こしに行くか。
「あの…」
「はーい?」
「沙夜ちゃんって、特に俺とかと遊びに行くとかじゃない日って、何時頃に起きます?」
「んー。目覚めてすぐに下降りてきてるのか知らないけど、10時とか?」
「あー、寝起き悪いですもんね」
「そう、なかなか頭回らないの」
「修学旅行の移動で、俺の肩で寝るのはいいんですけど、着くよって起こしても、んーって。なかなか起きなくて」
「ああそうだったの」
ママさんは柔らかく笑った。
「修学旅行かそうか、疲れて今日はもっと遅く起きてくるんじゃない?」
「ですね。俺ももう少し、横になります」
「そうだよー、絃くんはいっぱい寝なきゃ。ほら、1回体温測りな」
そう言われて体温を測れば、38,2℃。
「まあ…ちょっと下がったか。油断せずゆっくりしてね。じゃあ…10時!そんくらいに朝食できるようにするわね」
「ありがとうございます」
「家事やるから、ちょっとうるさいけどごめんね」
「あ、いえー」
俺はトイレに行き、再び布団に潜る。
…あれ、今日土曜日じゃない?
パパさん仕事行ったけど。



