激甘な溺愛は警報級


「俺らは?ラブラブカップルは、夜景見ながら他のカップル考察して終わり?」

「いやいやいやいや…」


なんか照れてるな?

なんで今更照れる必要があるの!


夜景に向き直った沙夜ちゃんの唇に、そっとキスを落とした。


「ふふっ」

「ははっ」


改めて2人で照れちゃって、笑い合う。

彼女の瞳に反射する夜景が、1番綺麗だった。


20時20分頃、ロープウェイに乗ってホテルに帰着。

寒くて仕方ない俺らは、さくっとじゃんけんしてシャワー権を得ることになる。

やっぱ俺は、沙夜ちゃんの言う通り、神に選ばれた逸材なのかもしれない。


「優勝ー!」


俺は真っ先にシャワーへ向かう。


シャワーを出て、LINEを開く。


<ねえ聞いて>
<お風呂一番乗り笑>

<さよちゃんも?俺も笑>


沙夜ちゃんも神に選ばれた逸材だったか。


<外は寒いからさ、バレないように部屋来なよ>


気が付いたらそう打っていた。

いや待てよ。

ここに呼んだら、沙夜ちゃんの部屋着姿とあの香りをシノンと遥人にも堪能させてしまうのか…。

かといって沙夜ちゃんの部屋には行きたくない。

謎のハーレム構成したくない…。

えい、腹を括れ!

送ってしまったんだから呼んでしまえ!


<何号室?>

<202>

<今行くー>


フッ軽だな…相変わらず無防備だし。

他に人がいるからってのもあるんだろうけど。