激甘な溺愛は警報級


13時半頃、長万部で15分の休憩。


「沙夜ちゃん、沙夜ちゃん?」

「んー」

「トイレ行っといたら?」

「どこ、ここ?」

「長万部」

「おしゃまんべ…?」


まだ頭動いてないのか、漢字が一致してないのか。


「ちょうまんべって書くやつ」

「あぁ…そんなのあったね。うん、お手洗い行くー」

「俺も行く」


バスに戻ってきて、また沙夜ちゃんは俺の肩で眠る。


「体調は?」

「んー?特には」

「そっか、無理しないでね」

「大丈夫ー」


…あの、俺の肩、そんな寝心地いいの?

試してみたい。


その次の休憩は、15時頃に八雲パーキングエリア。

1時間半か、そんな頻繁に寄らなくても良い気はするけど。

ここ逃すと、交通状況によっては17時半までトイレ行けないからな。

自力で目が覚めた沙夜ちゃんは、PAって何?と調べていた。


「パーキングエリアね」

「あー」

「トイレ寄っておいた方がいいよ。ここからが長いっぽい」

「連れションしよ」

「ああうん、俺も行くけど」


沙夜ちゃんの口から、連れションなんて言葉出るなんて思わないじゃない?


それからの道は割と空いていて、17時に函館市内のホテルに到着する。

昨日と同じく、大荷物を部屋に持って行き、すぐに夕食。

ホテルは昨日と同系列の所だから、構造自体はさほど変わらない。


今日のメインのスケジュールは、この後かな。