激甘な溺愛は警報級


中学校の卒業式の帰りだった。

桜舞う木の中で、俺は天使とすれ違った。

セーラー服の儚げな女の子。

うちはブレザーだから違う中学校の子。

目こそ合わなかったが、今まで感じたことのない感覚に襲われた。

いつまでも目で追っていたいような、傍にいたいような、そんな気持ちだった。


好きを知らなかった俺に、好きを教えてくれた、舞い降りた天使と恋をする物語。