君の太陽になりたい

「もう恋なんてしない」
そう決めて、校門をくぐる。

春。桜。

やっぱり嫌いだな。と思いながらクラス表を見に行く。
2-B。階段を上がり教室に入る。人数が多い学校だから、1年の時同じクラスだった子はほぼいない。友達作りも1からかーと考えながら自分の席につく。

「おはよう!」

何この子かわいい。こんなにボブが似合う女の子いるんだ。お人形さんみたい。

「私、桃山 愛!よろしくね!」
「よろしくね!」

笑顔で答える。話しかけてもらえてよかった。自分から話しかけるのは苦手だから。

「優希ちゃんは1年の時何組だった?」

「E組だよ」

「それなら棟が違うからきっと会ったことないよね!私A組だったの笑」

「そうなんだ!多分会ったことないね笑」

「クラス替えしてすぐ林間学校あるから友達できて良かったよお!!」

「私も!話しかけてくれてありがと」

そう話してるうちに先生が来てみんな席に着いた。一人一人自己紹介していくことになり、ある人の番でクラスがざわついた。

「城崎 想です。よろしくお願いします。」

「まじでかっこいいんだけど」
「一緒のクラスになれたの神〜!」

色んな声が聞こえる。確かに顔は整ってる。人気なんだな〜