本気。

「…せめて、上着きて」


「じゃあ…!朝陽のカーディガンがいい!」


「うん。分かった。それと俺の傍から離れないこと。いい?」


「え…?どうやって…?」


「隣のクラスだから教室と教室の間にいればいいだろ」


「なるほど…!朝陽天才!!」


「午後は…2人きりになろうね」


「うんっ」