「帆波~!昨日どうだった!?」


「美里~!家まで送ってくれたよ」


「へぇ~!宮地くんは帆波にハマってる感じがするね~!きっと本気で好きなんだよ」


「そ、そうかなぁ」


そう言われると…恥ずかしい。




「帆波ちゃーん、呼んでるよー」


え?宮地くんかな?


私は教室を出た。


「舞原 帆波。ちょっと来てくれない?」


ゾクッ


私を呼んだのは…めちゃくちゃ濃いメイクをしてる女の子。


名前は知らないけど…この子、怖い。