手を繋いで電車に乗る。
「舞原さん。連絡先交換しよ」
「あ、そうだね!」
宮地くんを友達に追加してスタンプを送る。
「これ…かわいいね」
「かわいいでしょ~パンダが好きなんだよね~」
……。
…。
学校に着くといつも宮地くんに騒いでる女子たちが今日は静かだった。
…と思いきや。
「「キャーーーー」」
いつもの黄色い声。
でもそれは宮地くんに対してじゃなくて…。
山下くんだ。
「女子って簡単に手のひらを返すよね」
悲しそうな顔。
「…私がいるよ?」
「ごめん、不安にさせちゃったね」
教室の前で宮地くんと別れて私は席に座った。
「舞原さん。連絡先交換しよ」
「あ、そうだね!」
宮地くんを友達に追加してスタンプを送る。
「これ…かわいいね」
「かわいいでしょ~パンダが好きなんだよね~」
……。
…。
学校に着くといつも宮地くんに騒いでる女子たちが今日は静かだった。
…と思いきや。
「「キャーーーー」」
いつもの黄色い声。
でもそれは宮地くんに対してじゃなくて…。
山下くんだ。
「女子って簡単に手のひらを返すよね」
悲しそうな顔。
「…私がいるよ?」
「ごめん、不安にさせちゃったね」
教室の前で宮地くんと別れて私は席に座った。



